予防歯科 最も効果的な治療
歯科治療は悪くなった歯や歯肉を取り除き、欠けてしまった部位を補う治療です。いくら補ったとしても自分のものより良いものはありません。悪くならないようにする予防歯科の治療が最も効果的といえるでしょう。
歯の表面のクリーニング
歯の表面についているバイオフィルム、細菌がつくった排泄物などのタンパク質を歯科の専用ブラシで吹き飛ばします。
歯の表面を磨くことで、再度歯垢、歯石を着きにくくし、口臭予防をします。痛くありません。
マイクロスコープによる
むし歯チェック
咬合バランスチェック
歯周病予防で大切なことが2つあります。
一つは炎症のコントロール。細菌をブラシで取り除くことです。
もう一つは、咬む力のバランスコントロール。咬んだときに、どこか1箇所早めにあたっているとそこから歯が動いたり、痛くなります。慢性的にぶつかっていると傷みが無く、痛いという症状が出ないだけにやっかいです。ただ単に歯磨きだけができていても口の健康は守れないと考えています。
口のトラブルを今後も防ぐために
マイクロスコープを使用していると、肉眼では見落としがちな小さなむし歯の入り口を見つけます。
マイクロスコープはむし歯治療に使用している印象を受けるかもしれませんが、ここ4年間使用して、メンテナンスにこそマイクロスコープを用いるべきだと感じています。
歯科治療は基本的にやればやるほど歯を失いやすくなってしまいます。しかし、予防メンテナンスに力を入れることが出来ると歯の持ちは格段に上がります。
口で困らないようにする一番の方法は今の現状を把握し、的確なメンテナンス期間をつくる事です。人によっては1ヶ月毎であったり、半年であったりします。多くの場合は3ヶ月毎のメンテナンスが多いと思われます。